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豆撒き(まめまき)に行こうっ♪( ^ 0 ^ )/

昨年「初詣に行こう!」で、取材のご協力を頂きました
天沼八幡神社の鶴岡さんから、季節のお便りを頂きました。


<転載>--- 歳時記のおはなし。
2月3日の月曜日に、天沼八幡神社の境内で「豆撒き」を行います。
時間は例年より30分繰り下げて、2時半から神事執行。3時前には豆撒きが始まると思います。

早く良い場所を確保する事が大切です。
福豆やいろいろな撒き物が「鬼は外、福は内」の掛け声と共に撒かれますので、
数多くを受けてください。廻りの人とは仲良くやってね。
小さいお子様は特に注意して下さい。

外側にいても結構飛んできますし、案外狙い目!カモ。袋は持参してね。
雨天・降雪時には残念ながら中止となります。ご了承ください。

以上、 鶴岡でした。




ということで、早速豆撒きのちょっとした雑学などなど♪
ちこっと調べてみました。





豆まきの豆知識

節分って?
季節の変わり目(季"節"の"分"かれ目)という意味の「節分」は、一年間に4回あります。
立春(りっしゅん)・立夏(りっか)・立秋(りっしゅう)・立冬(りっとう)の前日がこれにあたりますが、
もっぱら「 節分 = 2月3日 」というイメージですよね。

2月3日の節分は、寒い冬を乗り越えて(今年は特に寒いですね)、
あたたかな春を迎える前日ということや、
旧暦(太陰太陽暦)のお正月(旧正月)が近いことから、
新たな年を迎える時期なので「おめでたい」ということで、
一番メジャーな節分のようです。

ちなみに旧正月は毎年かわります。今年(2003年)は2月1日が旧正月。



大儺(たいな)
で、2月3日の節分になると、あちこちの家から
「鬼は外!福は内!(おにはそと ふくはうち)」というかけ声と共に、
豆をまく音が聞こえてきます。

元々この行事は中国の宮中行事の一つで、疫鬼※1を追い払う、
大儺(たいな)という行事が大本で、漢の時代には12月の行事になって桃の弓などが加わり、
その後唐の時代には、12月の晦日(大晦日)に行われるようになったとのこと。
って・・・先日取材した「大祓(おおはらい)」と関係がありそうですね。

この大儺という行事では、儺人(なひと)という役の人が、お面をかぶり、
武器を持って、方相師(ほうそうし)となり、疫鬼を追い払うものだったそうです。


伝わってきた当初は、おそらく宮中などではこの行事がそのまま
行われていたのではないかと思いますが、いつの間にか、この儺人を追い払うという意味の
「追儺(ついな)」や「鬼遣らい(おにやらい)」というように名前が変わったようです。


日本での方相師は、矛と盾を持ち、金色で四つ目のお面をかぶって、
朱色の裳(も・腰巻きのようなイメージ)の上に黒衣(くろきぬ)を着て疫鬼を追い払っていたそうです。


昔、京都の親父さんに平安神宮の大儺の写真を見せてもらったのですが、
四つ目のなまはげって感じ(^-^;)だった記憶があります。
四つ目のお面って初めて見たので、かなり印象に残ってます。しかも目が金色だし。怖い感じ。

私感ですが、目に見えない鬼を、怖いお面付けて追い払う姿を見た庶民のイメージでは、
この方相師が節分に追い払う鬼になってしまって、「お面」をつけて追い払う対象に
なったんじゃないかなぁ?って気がします。

そうそう、鬼と言えば桃太郎※3、この物語が鬼の衣装や見てくれのルーツかもです。
長くなるので下に書きますね(^-^;)



何で炒った大豆?

で、なぜ豆(炒った大豆)をまくの?って思いますよね。
一説には、五行(木火土金水)思想に基づいた行為という話があります。

新年(新春)を迎えるこの時期、五行思想では「春」は木にあたります。
で、春(木)の相克にあたる(苦手とする)金を封じるために、
金が苦手な火を使い豆を炒って投げつけることから来ているそうです。

あんまし詳しくないのですが、豆は水に当たるんじゃないかな?って思っていたのですが、
生命力の強い大豆に対する信仰のようなものがあったからのようです。
この件は、ちょっと調べてみようかと思ってますです。


あと、京都鞍馬山に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げで、
鬼を退治するのに炒り豆を鬼の目に投げつけて追い払ったってな話もありますね。
魔の目(魔目・まめ)に豆を投げつけて魔を滅ぼす(魔滅・まめ)という語呂合わせのようなお話。
鞍馬さんには四天王の一尊「毘沙門天」が祀られています。

諸説ありますが、もともと果物や穀物には、邪気を払うって考え方(今で言う病を払うかな?)
がありますよね、で、炒った大豆を撒くことで、邪気や厄災を払うって事なのかもしれないですね。


炒った豆を年神様に供えた後、その家の年男(いない場合は主か長男)が
「鬼はそと!福はうち!」というかけ声で豆をまき、
みんなで年の数よりも1粒多めに拾って、無病息災のお願いをしながら豆を食べる。
これは、新年を迎えたと言うことで、プラス1粒。満年齢ってことなのかな。

年男がまくことで、厄払いにもなると言われています。
あ、ちなみに厄年って考え方も五行思想から来てるんですよね。

鰯(いわし)の頭を焼いて、それを柊(ひいらぎ)の枝にさし、
門などに置くことで、鬼を追い払う「焼嗅(やいかがし)」という風習もありますよね。






※1 疫鬼(えきき)

疫病(やくびょう)を流行らせるといわれている神(疫病神)。



※2 日本へは7世紀末に伝わってきました。

続日本紀(しょくにほんぎ)によると、疫病の流行った706年に初めて行われたそうです。
当時の天皇は日本最古の法律「大宝律令(たいほうりつりょう・)」を制定した
文武天皇(もんむてんのう)、当時の都は奈良県橿原(かしはら)の藤原京。

この都市計画と風水に基づいた藤原京に遷都したのが、その前の持統天皇(じとうてんのう)。

もともとは壬申の乱(じんしんのらん)で勝利した天武天皇(てんむてんのう)が、
中国を見習って計画的に都を作ろうと始めたのがこの藤原京の造営だったけど、
志半ばで天武天皇は亡くなっちゃった。で、その意志を継いで
天武天皇の皇后(奥さん)であった、持統天皇が遷都。

持統天皇の亡き後、文武天皇が後を次いだけど若くして(25才)亡くなっちゃって、
後に平城京(奈良時代の始まり)に遷都した元明天皇(げんめいてんのう)が
後を次いだ時代ってのがこの頃の歴史です。

あ、橿原の耳成山(みみなしやま)近くに友達が住んでいるんだけど、
良いとこっすよ。空気も良いし♪



※3 鬼と言えば桃太郎

昔話のちょっと興味深いお話。
「桃太郎の鬼退治」のキャストって、桃太郎、猿、キジ、犬、鬼でしょ。
あ、あとお約束でおじいさんとおばあさん(^-^;)

桃は、中国の物語やことわざにもいろいろ出てくるポピュラーな果物(木)で、
長生きできるとか、邪気を払う、霊力があるなんて感じで出てきますよね。
西遊記にも、お猿(孫悟空)が食べた蟠桃ってのが出てきます。
穀物や果物などは邪気を払うって思われてますよね。
この時代の邪気っていうのは、今で言う病気かな?

日本でも、日本書紀にも伊弉諾尊(いざなぎのみこと・男神)が、
伊弉冉尊(いざなみのみこと・配偶女神)の追っ手を追い払うために使ったのが桃の実。
あ、日本書紀は長くなるので割愛します。
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んで、いったんそれはおいといて、

で、鬼は角や牙が生えていて、寅のパンツ(腹巻きだっけ?)を着けているでしょ。

で、この物語を十二支に当てはめてみると!?

十二支(子・ 丑・寅・卯・辰・巳・馬・羊・猿・酉・戌・亥)は、北の方角(時計の12時)から並べると、

12時 - 子(ね・ねずみ) - 北
01時 - 丑(うし・牛)
02時 - 寅(とら・虎)
03時 - 卯(う・うさぎ) - 東
04時 - 辰(たつ)
05時 - 巳(み・へび)
06時 - 馬(うま) - 南
07時 - 羊(ひつじ)
08時 - 猿(さる)
09時 - 酉(とり・鳥) - 西
10時 - 戌(いぬ・犬)
11時 - 亥(い・猪)


陰陽道で鬼が出入りする場所ってのが艮(うしとら・北東)の方角。

この、鬼(災い)が来る方角として嫌われている「鬼門」にあたる北東(2〜3時の方角)は、
丑、寅。牛には角が生えていて、虎には牙が生えてる。

= 鬼には鬼門にあたる牛のように角が生えていて、虎のような牙がある。
で、おまけに(というかオプションというのか?)虎のパンツまで着けているんですよ。
こんなところから「鬼」のイメージは来てるんじゃないかって説がありますね。

正反対の方角も裏鬼門として嫌われているけど、鬼の正反対って意味で使われたのか、
裏鬼門にあたる南西(7〜8時の方角)は、羊と猿。その隣は鳥と犬。
桃太郎のお供は、猿・キジ(鳥)・犬。羊は微妙だったのかな<癒し系だし(^-^;)

あと、桃太郎のモデルといわれるのが、吉備津彦命(きびつひこのみこと)で、
黍団子(きびだんご)ってのはここから来ているのではないか?ってお話。



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豆撒き(まめまき)に行こう 天沼八幡神社の情報
2003/01/30 作成


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